自動ドアの調子が悪い時の対処方法

当社では自動ドアのメンテナンスは行っていないのですが、
お客様からうまく動かない場合にお問い合わせをいただくことがあるので、
よくある不調と、対処についてまとめてみました。
自動ドアが開きっぱなしで締まらない
自動ドアが閉まらない場合、主に4つの原因が考えられます。
- 周囲の環境
- スイッチの不具合
- センサー部分の不具合
- コンピューターの不具合
ひとつずつ、対処方法を確認していきます。
1.周囲の環境
自動ドアが開きっぱなしになってしまう原因には、自動ドアの不具合ではなく、周りのものが影響している場合が多々あります。
例えば、次のようなモノがあります。
- 周囲の環境
- スイッチの不具合
- センサー部分の不具合
- コンピューターの不具合
自動ドアが正常に動作しない場合、まずは次の3点を確認してみてください。
- 自動ドアの周囲に新しく置いたものが影響していないか
- レールにゴミなどが詰まっていないか
- センサーが汚れていないか
2.タッチスイッチの不具合
タッチ式の自動ドアの場合、タッチスイッチの不具合が考えられます。
この中でも、単に電池が切れているだけというケースがよくあります。
もし交換方法がお分かりの場合は電池の交換をお試しください。
電池切れではなく、タッチスイッチが故障してしまっている場合もあります。
この場合、機種にもよりますが、だいたい30,000~50,000円程度の交換費用が必要です。
3.センサーの不具合
センサー式の自動ドアの場合は、センサーに不具合が起きている可能性があります。
簡単な確認方法としては、センサー部分のLEDが「赤く点灯」している場合は正常に動作している可能性が高いですが、それ以外、「赤く点滅」や「緑色に点灯、点滅」の場合は不具合が起きている可能性があります。
まず、対処としては、センサーが正しく反応できるように、レンズ部分を清掃してみてください。
この時にアルコールなどを付けてしまうとプラスチックに悪い影響を与える場合があるので、乾いた布で優しく清掃してみてください。
それでも改善しない場合は交換が必要になる可能性があります。
センサー部の修理はだいたい50,000円くらいになる場合が多いです。
4.コンピューターの不具合
4つ目の理由は自動ドアを制御しているコンピューターの不具合の可能性です。
こちらはパソコンなどのように再起動をすると改善する場合があります。
電源を切って、30秒ほど待ってから再度電源を入れ直してみてください。
これでも改善しない場合は、修理や交換が必要です。
制御部分の修理はメーカーによってまちまちで、交換した方が安い場合も少なくありません。
交換費用もメーカーによってバラつきがありますが、メーカー以外の修理業者で対応できる場合もありますので見積を取ってみるとよいです。
だいたいの費用目安は交換で80,000~100,000円くらいです。
電源のいらない自動ドア
自動ドアは電気を使って、コンピューターが制御する装置なので、普通のドアと比較して故障や不具合の確率がどうしても高くなってしまいます。
また、災害時など、電源が供給されない場合にはドアが開かなくなってしまいます。
弊社では、そういったトラブルが起きにくい「電気のいらない自動ドア」を取り扱っています。
電源不要自動ドアのメリット
- 災害時など、停電の場合でも動きます。
- 点検や交換の費用が安く抑えられます。
- 電磁波が発生しません。
既存の自動ドアを無電源自動ドアに交換することも可能です。
導入をご検討の場合はお気軽にお問い合わせください。